新・大前研一名言集(第68回)
私は6月末で51歳になりました。その意味で、このタイトルの本は自分の半生を振り返る機会を与えてくれた本ですし、後半生を生き抜いていくためのよすがともなりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日 集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか>というサブタイトルが示すように、自分の人生を真剣に考えるきっかけを与えてくれます。50代のかただけではなく、実は20代、30代、40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈202〉
今の50代以上の世代は、戦後の焼け野原の中から育ってきているので、失うことを恐れず、できないことはないという勢いがある。それよりも一つ上の、戦中派世代は、戦争の苦しみも経験しているから、忍耐力があり、常に物事を前向きに考えられるのが特徴だ。
今日の名言 2 〈203〉
都市に住む若い人たちが、もっとイデオロギー的に目覚め、虐げられた怒りを政治の方向に向けるようになったときに、日本丸は再浮上し始める、と僕は踏んでいる。これこそが、僕が以前目指し、そして、失敗したことなのだけれど。政治も、この層の人々を幸せにしようとすれば本当に見違えるようにこの国は良くなるのだ。
今日の名言 3 〈204〉
自分の持ているものが55ある。そのうち50はこのまま持っていれば今後生かせるかもしれない。それでも、あえて一度切り捨ててゼロにする、これがリセットである。使い道があるかもしれないから50からスタートします、というのは、引き算であってリセットではない。
こんなに変化の激しい時代を、中途半端な引き算で渡っていこうとしたら、捨てられないものばかりが増えてしまい、結局は身動きがとれなくなる。とっとと走れる状態でいることが、会社にも個人にも必要だ。
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