新・大前研一名言集 (第25回)
『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。
先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。
今日の名言 1 〈73〉
英語の能力を読解、作文、会話に大別するなら、ビジネスにおいては会話能力が一番重要である。中でも自分の意見を相手に伝えて説得する能力が、不可欠となる。この発言能力を磨く上で、前提として理解していくべきことは2つある。
1つは、日本語による高い発言能力なくして、英語の発言能力を向上させることはできない、ということだ。英語の勉強とは別に、日頃から日本語でのビジネス会話をブラッシュアップする意識が必要である。
もう1つは、多くの日本人が誤解していることなので特に強調しておきたいのだが、重要なビジネスパートナーとの英語での会話はYESとNOや自分の意見を強く表現してはいけない、ということである。英語表現は、時として日本語以上に微妙なニュアンスが不可欠となる。
今日の名言 2 〈74〉
判断力を養うことは、判断ミスを確実に回避することのみならず、自分が選んだ仕事に集中するためにも、後悔のない人生を送るためにも、絶対に必要なのだ。
今日の名言 3 〈75〉
会社に残ることが「勝ち組」とは限らないのが、リストラ時代の特徴なのだ。勤務先が倒産の危機に瀕していたり、リストラが始まったときに、それを好機ととらえる発想の転換が必要である。
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